レシピ紹介と庭の花の写真など、載せてます。


by Lorikeets
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手作り麹室 爬虫類用ヒートケーブル & サーモスタット

今年はじめて米麹を手作りしてみた。

海外在住で味噌を手作りしたい人にとって、米麹を大量に手に入れる事は
金銭的にも物理的にも難しいもので
これをマスターできると 
味噌作りに大きく貢献できるんです。

ヨーグルトメーカーで一回に作れる最大量は米4合(600g)。
これだと、手作り味噌一回8kgの仕込みに
必要な[米麹3kg] をつくるのに、一体何回転させなければ...?
ちょっと気が遠くなります。

湯たんぽをアイスボックスや段ボール箱に入れて保温する方法で一回に3kgまで進歩したものの、まだもっと量が欲しい。

一升(1.5kg)をオーブントレイ1枚に敷き詰めて発酵させるのが日本伝統の麹蓋に形も似ているためか、やはり出来が良いのに気がついたことから、このような装置をつくりました。
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底に置いた爬虫類用のヒートケーブル(7m)が見えるように下段のトレーは
外して写真を撮りましたが3段仕様です。

この入れ物は使わなくなったランプ用のテーブルで後ろ側は薄い板を上下
少し隙間を開けて釘で打ち付けています。

前方はトレイを出し入れするため、段ボールをガムテープで仮止めしただけ
のふたです。

上は、もともと取り外しが簡単にできるガラス製の蓋があるので保温する際
は蓋をしておきます。

ヒートケーブルをサーモスタットに接続し、温度設定は室温が28度から32度内
に保たれるようにしました。麹自体の温度も測れるように、ロースト肉用の
温度計を差し込んでおいてます。

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トレイを入れた後は上に蓋をかぶせ、毛布を上にかぶせて保温しました。
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保温の時間帯は以下のとおりです。

第1日目
朝9時: 米を蒸し種麹を混ぜ、保温開始

この時は発酵を促すため、米をボール状にまとめて
濡れ布巾に包みビニール袋に入れて保温。

夕方くらいから 米麹のいい香りがし始める。

第2日目
朝6時: [21時間経過後] 切り返し(1)

オーブントレイに濡れ布巾を敷き、そこに米を広げ
上に濡れ布巾がかかるように包み、さらに
ラップをかける。
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午後12時: [27時間経過後] 切り返し(2)

午後6時: [33時間経過後] 切り返し(3)

第3日目:
朝6時: [45時間経過後] 室温は夜に寒かったためか26度に下がっていたが
米の温度は44度まで上がってしまっていた。毛布を取り除き
電源を切った。

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朝8時:[47時間経過後] 完成、と思われる。 ばらばらにほぐして広げ、乾燥させる。

第4日目:
朝7時: 出来上がり。ジップロックに入れ冷蔵庫へ入れたものと、
翌週の味噌造りの分は計量して、塩きり麹にして常温保存。

トレイ3つの重量の比較:
1) 1500gの生米ーー>1850g出来上がり米麹(1.23倍)
2) 1500gの生米ーー>1890g出来上がり米麹(1.26倍)
3) 1500gの生米ーー>1850g出来上がり米麹(1.23倍)

安定した出来上がりにとりあえず満足しました。このミニ麹室をつくった
価値はあったと思えています。

改善点やコメント:
*トレイをスライドするための内側側面の木片の位置が悪く、
一番上のトレイが上の蓋にくっつきそう。

*麹室自体を狭い部屋(普段使わない場所)で毛布をかけないと
温度が上がらないことがわかったが、部屋に匂いがこもるのが
困ると夫から苦情が出た。

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by Lorikeets | 2015-09-06 15:43 | 日本食